【orient】の意味・使い方・例文 ― adjustとの違い【TOEIC英単語】
🔰 orientの発音と意味
[動詞] 向ける
[動詞] 適応させる
ある物や人を特定の方向に向けたり、状況や環境に合わせて適応させたりする際に使われます。新しい職場や環境に慣れるための「オリエンテーション」などの語源にもなっています。
この単語はラテン語の “orientem”(東、昇る)に由来し、語幹 “ori-"(昇る)と接尾辞 “-ent” から成り立っています。元々は「東に向ける」という意味から、方向づけや適応の意味に発展しました。
✏️ orientの例文
【日常英会話】
She tried to orient herself in the new city.
彼女は新しい街で自分の位置を把握しようとしました。
The teacher will orient the students on the first day.
先生は初日に生徒たちに説明をします。
【ビジネス英語】
Our company provides a training program to orient new employees to our corporate culture and workflow.
当社では新入社員が企業文化や業務の流れに慣れるための研修プログラムを提供しています。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★☆☆
- 出題パート:Part5(短文穴埋め問題)
Part5で方向づけや適応に関する文脈で出題されることが多いです。ビジネスシーンや新しい環境に関する説明文で見かけます。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- Before starting the new job, she tried to orient herself to the company’s culture.
- Before starting the new job, she tried to orient herself with the company’s culture.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:「orient oneself to ~」が正しい使い方です。「with」は不自然な前置詞の使い方となります。
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🤔 adjust との違いは?
- orient:新しい環境や状況に合わせて方向づけたり、適応させたりする丁寧な印象があります。
- adjust:状況や条件に合わせて調整する柔軟なニュアンスがあり、必ずしも方向性を示す必要はありません。
どちらも環境に合わせる意味ですが、orientは方向づけや慣れさせることに重点があり、adjustは細かい調整や適応に重点があります。