【nought】の意味・使い方・例文 ― zeroとの違い【TOEIC英単語】


🔰 noughtの発音と意味

[名詞] ゼロ(可算)
[名詞] 無、無価値(不可算)

主にイギリス英語で使われる「ゼロ」や「無」を表す言葉です。数学や数値の話題で使われることが多いですが、比喩的に「無価値」や「何もない」という意味でも使われます。

この単語は中英語の“nought”または“naught”に由来し、古英語の“nāwiht”(何もない)から派生しています。語構成としては、否定を表す“no”と“wiht”(物、もの)から成り立っています。


✏️ noughtの例文

【日常英会話】
He scored nought on the test.
 彼はテストでゼロ点を取った。

There was nought left after the sale.
 売り切れた後には何も残っていませんでした。

【ビジネス英語】
In British schools, teachers sometimes say ’nought’ instead of ‘zero’ when reading out exam scores.
 イギリスの学校では、先生が試験の点数を読み上げるときに「ゼロ」の代わりに「ノート」と言うことがあります。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や記事中で、イギリス英語の表現として登場することがありますが、頻度は高くありません。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The answer to the math problem was nought.
  2. The answer to the math problem was north.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は「答えがゼロだった」という意味で正しいです。2は「答えが北だった」となり、文脈に合いません。

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🤔 zero との違いは?

  • nought:数字や価値が全くないことを冷静に表現します。
  • zero:単に数字の0を指し、日常的で機械的な響きがあります。

noughtはイギリス英語でゼロや無価値をやや文学的・抽象的に表現しますが、zeroは国際的に使われ、より直接的に数字の0を指します。