【nepotism】の意味・使い方・例文 ― favoritismとの違い【TOEIC英単語】
🔰 nepotismの発音と意味
[名詞] 身内びいき(不可算)
親族や家族などの身内を特別に優遇したり、仕事や地位を与えたりする行為を指します。特に職場や組織で公平性を欠く否定的な意味合いで使われます。
この語はラテン語の“nepos”(甥、孫)に由来し、イタリア語の“nepotismo”を経て英語に入りました。語尾の“-ism”は主義や行為を表します。
✏️ nepotismの例文
【日常英会話】
He got the job because of nepotism.
彼は縁故主義のおかげでその仕事を得ました。
Nepotism is not fair to other workers.
縁故主義は他の従業員にとって不公平です。
【ビジネス英語】
The company faced criticism after several top positions were filled through nepotism rather than merit.
その会社は、実力ではなく縁故主義によって複数の上級職が埋められたことで批判を受けました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やビジネス関連の記事で、組織の問題点や不公平さを説明する文脈で出題されることがあります。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- He was promoted because of his excellent performance.
- She was hired due to nepotism, not her skills.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:1は実力による昇進であり、2は身内びいきによる採用なので正しい使い方です。
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🤔 favoritism との違いは?
- nepotism:身内や親族を特別扱いする否定的な印象があります。
- favoritism:個人的な好みやえこひいき全般を指し、必ずしも家族や親族に限りません。
nepotismは主に家族や親族を特別扱いする場合に使われ、favoritismはより広く友人や特定の人へのえこひいき全般に使われます。
🧩 あわせて覚えたい
- bias(偏見)
- corruption(汚職)