【mutual benefit】の意味・使い方・例文 ― win-winとの違い【TOEIC英単語】


🔰 mutual benefitの発音と意味

[名詞] 相互の利益(可算)

お互いに利益があることを表す表現です。ビジネスや交渉の場面で、双方が得をする関係や状況を指して使います。

“mutual”はラテン語の“mutuus”(交換される)に由来し、“benefit”はラテン語の“bene”(良い)と“facere”(作る)から来ています。2語の組み合わせで、どちらも英語の基本語彙です。


✏️ mutual benefitの例文

【日常英会話】
We want a mutual benefit from this deal.
 私たちはこの取引からお互いに利益を得たいです。

Their partnership is based on mutual benefit.
 彼らの提携は相互の利益に基づいています。

【ビジネス英語】
The agreement was carefully designed to ensure mutual benefit for both companies involved in the merger.
 その合意は、合併に関わる両社にとって相互の利益が確保されるよう慎重に設計されました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★☆☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネス文書で、交渉や提携に関する文脈で頻出します。双方の利益を強調する場面でよく見られます。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The manager wants to keep all the profit for himself, not for mutual benefit.
  2. The two companies agreed to work together for mutual benefit.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:2
  • 解説:1は自分だけの利益を求めており、相互の利益ではありません。2はお互いの利益のために協力する内容なので正しいです。

少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
このまま習慣化しよう👇️


🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)

\覚えるスピードを上げよう/
英語学習の新定番!スタディサプリ ENGLISH

🤔 win-win との違いは?

  • mutual benefit:お互いにとってプラスになる、協力的で前向きな印象があります。
  • win-win:両者が同じくらい得をする、バランスの取れた関係を強調する印象があります。

mutual benefitは「双方に利益があること」をやや形式的に表現しますが、win-winはよりカジュアルに「どちらも得をする状況」を強調します。ビジネス文書や交渉ではmutual benefitが好まれます。