【multilateral】の意味・使い方・例文 ― bilateralとの違い【TOEIC英単語】
🔰 multilateralの発音と意味
[形容詞] 多国間の
複数の国や団体が関わる状況や協定などを表すときに使われます。特に国際関係やビジネスの場面で、三者以上が関与することを強調したいときによく用いられます。
この単語はラテン語の “multi”(多くの)と “lateral”(側面、面)から成り立っています。接頭辞 “multi-” は「多くの」を意味し、“lateral” は「側面」を意味する語幹です。これらが組み合わさって「多方面の」「多国間の」という意味になりました。
✏️ multilateralの例文
【日常英会話】
The countries held a multilateral meeting.
その国々は多国間会議を開きました。
A multilateral agreement can help solve global problems.
多国間協定は世界的な問題の解決に役立つことがあります。
【ビジネス英語】
The company participated in a multilateral trade negotiation to expand its business opportunities in Asia.
その企業はアジアでのビジネスチャンス拡大のため、多国間貿易交渉に参加しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やビジネス関連の記事で、国際的な協力や協定について述べる際によく登場します。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- Japan joined a multilateral agreement with several other countries.
- Japan joined a multilateral of several other countries.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は正しい使い方ですが、2は名詞の前に使う形になっており文法的に不自然です。
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🤔 bilateral との違いは?
- multilateral:複数の国や組織が関与することを強調する丁寧な表現です。
- bilateral:二者間の関係や協定に限定して使われる、より限定的な印象の語です。
multilateralは三者以上が関与する場合に使われ、bilateralは二者間の関係に限定されます。国際会議や協定の規模や関係者数によって使い分けます。
🧩 あわせて覚えたい
- unilateral(一方的な)
- international(国際的な)
📖 できればこれも
- cooperation(協力)
- negotiation(交渉)