【morbidity】の意味・使い方・例文 ― mortalityとの違い【TOEIC英単語】
🔰 morbidityの発音と意味
[名詞] 疾病率(不可算)
[名詞] 病的状態(不可算)
ある集団において、特定の期間内に病気にかかる人の割合や、病気そのものの発生状況を表す言葉です。医療や公衆衛生の分野で、健康状態や疾病の広がりを評価する際によく使われます。
この単語はラテン語の “morbidus”(病気の、病的な)に由来し、接尾辞 “-ity”(性質、状態)が付いて名詞化されています。医学用語として19世紀ごろから使われ始めました。
✏️ morbidityの例文
【日常英会話】
The morbidity of the disease is high in this area.
この地域ではその病気の罹患率が高いです。
Doctors study morbidity to understand health problems.
医師たちは健康問題を理解するために罹患率を調べます。
【ビジネス英語】
Recent studies have shown a significant decrease in morbidity rates due to improved vaccination programs.
最近の研究では、予防接種プログラムの改善によって罹患率が大きく減少したことが示されています。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や医療関連の記事で出題されることが多いです。専門的な内容の理解が求められる場合に登場します。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The morbidity rate of the disease increased after the outbreak.
- The morbidity rate of the disease decreased after the vaccine was ignored.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:morbidityは「病気の罹患率」を意味します。ワクチンが無視された場合、通常は罹患率が増加するため、2は文脈的に不自然です。
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🤔 mortality との違いは?
- morbidity:病気にかかる割合や病気の発生状況を客観的に示すニュアンスです。
- mortality:死亡率や死者数を表し、生命の喪失に焦点を当てたニュアンスです。
morbidityは病気にかかること自体やその割合を示し、mortalityは死亡に関する割合や数を示します。医療統計では両者を区別して使います。
🧩 あわせて覚えたい
- incidence(発生率)
- prevalence(有病率)