【mirage】の意味・使い方・例文 ― illusionとの違い【TOEIC英単語】


🔰 mirageの発音と意味

[名詞] 蜃気楼(可算)
[名詞] 幻想(可算)

主に砂漠や道路などで、遠くに水や物があるように見える現象や、実際には存在しないものが本当にあるように感じることを指します。現実には存在しないものが見える、錯覚的な意味合いも含みます。

この単語はフランス語の“mirage”に由来し、ラテン語の“mirari”(驚く、見る)から派生しています。語幹“mir-”は「見る」という意味を持ち、-ageは名詞化の接尾辞です。


✏️ mirageの例文

【日常英会話】
We saw a mirage in the desert.
 私たちは砂漠で蜃気楼を見ました。

The lake ahead was just a mirage.
 前方の湖はただの蜃気楼でした。

【ビジネス英語】
During the long drive, the travelers mistook a distant shimmer on the road for water, but it was only a mirage caused by the heat.
 長いドライブの途中、旅行者たちは道路の遠くの輝きを水と間違えましたが、それは暑さによる蜃気楼にすぎませんでした。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や観光・自然現象に関する記事で見かけることがありますが、頻出語ではありません。文脈から意味を推測する力が求められます。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. After walking in the desert for hours, Tom thought he saw a lake, but it was just a mirage.
  2. After walking in the desert for hours, Tom drank water from a mirage.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:mirageは実際には存在しない幻影を指します。2の文はmirageから水を飲むことができると誤解しています。

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🤔 illusion との違いは?

  • mirage:現実には存在しないものが、特に自然現象として目に見える場合に使われます。
  • illusion:現実と異なる認識や錯覚全般に使われ、物理的な現象に限らず幅広い場面で用いられます。

“mirage”は主に砂漠や道路などで見える蜃気楼のような自然現象に使われますが、“illusion”は心理的な錯覚や思い込みなど、より抽象的で広い意味を持ちます。


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