【minstrel】の意味・使い方・例文 ― bardとの違い【TOEIC英単語】
🔰 minstrelの発音と意味
[名詞] 吟遊詩人(可算)
中世ヨーロッパで音楽や詩を演奏しながら各地を旅した芸人や歌い手を指します。王侯貴族の前で物語や歌を披露することが多く、歴史や伝説を語り伝える役割もありました。
この単語は中世フランス語のministrel(召使い、芸人)に由来し、さらにラテン語のministerialis(奉仕する人)から派生しています。語幹はminister(仕える人)に由来し、英語では主に音楽や詩を披露する旅芸人の意味で使われるようになりました。
✏️ minstrelの例文
【日常英会話】
The minstrel played music in the castle.
その吟遊詩人はお城で音楽を演奏しました。
A minstrel told stories to the villagers.
吟遊詩人が村人たちに物語を語りました。
【ビジネス英語】
During the festival, the minstrel entertained the guests with songs about ancient heroes and legends.
祭りの間、吟遊詩人は古代の英雄や伝説についての歌で来客を楽しませました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や歴史・文化に関する記事でまれに登場しますが、現代英語ではあまり一般的ではありません。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The minstrel fixed the broken bridge for the villagers.
- The minstrel sang a beautiful song at the king’s court.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:2は吟遊詩人が歌を歌うという本来の意味に合っています。1は橋を修理する内容で意味が合いません。
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🤔 bard との違いは?
- minstrel:歴史的で芸術的な雰囲気を持ち、旅をしながら歌や物語を伝える印象です。
- bard:詩や物語を語ることに重点があり、より文学的な雰囲気があります。
minstrelは音楽や歌を演奏する旅芸人としての側面が強く、bardは詩や物語を語る文学的な役割が強調されます。
🧩 あわせて覚えたい
- troubadour(吟遊詩人)
- musician(音楽家)
📖 できればこれも
- performer(演者)
- storyteller(語り手)