【malice】の意味・使い方・例文 ― hostilityとの違い【TOEIC英単語】


🔰 maliceの発音と意味

[名詞] 悪意(不可算)

他人に害を与えたいという強い意図や気持ちを指します。法律や日常会話で、人の行動や発言に悪意があるかどうかを問う際によく使われます。

この単語はラテン語の“malitia”(悪意、悪さ)に由来し、“mal-”(悪い)という接頭辞と、“-ice”(名詞化の接尾辞)から構成されています。中世フランス語を経て英語に取り入れられました。


✏️ maliceの例文

【日常英会話】
He spoke without malice.
 彼は悪意なく話しました。

There was no malice in her words.
 彼女の言葉には悪意がありませんでした。

【ビジネス英語】
The lawyer argued that the defendant acted without malice and did not intend to cause harm.
 弁護士は、被告が悪意なく行動し、害を与えるつもりはなかったと主張しました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や法務関連の内容で、人物の意図や感情を問う設問に出題されることがあります。日常会話ではややフォーマルな語です。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. She spoke to him with malice after the argument.
  2. She spoke to him with gratitude after the argument.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:maliceは『悪意』を意味しますので、1が正解です。2は『感謝』を表すため、意味が異なります。

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🤔 hostility との違いは?

  • malice:相手に害を与えたいという強い悪意や敵意を含みます。
  • hostility:敵対的な態度や感情を指し、必ずしも害を与えたいという意図までは含みません。

maliceは実際に相手を傷つけたいという積極的な悪意を指しますが、hostilityは単に敵対的な態度や感情を表し、必ずしも害を与える意図があるとは限りません。


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