【make for】の意味・使い方・例文 ― head forとの違い【TOEIC英単語】
🔰 make forの発音と意味
[句動詞] 〜の方向へ進む
[句動詞] 〜に役立つ
「make for」は「〜の方向へ進む」や「〜に役立つ」という意味で使われます。目的地に向かって進む場合や、ある結果や状況を生み出すのに貢献する場合など、幅広い場面で使われます。
「make for」は古英語の「macian(作る)」に由来する「make」と、方向や目的地を示す前置詞「for」が組み合わさった句動詞です。元々は「〜のために作る」という意味から発展し、「〜に向かう」「〜に寄与する」という意味になりました。
✏️ make forの例文
【日常英会話】
Let’s make for the exit before it gets crowded.
混雑する前に出口へ向かいましょう。
Good teamwork makes for success.
良いチームワークは成功につながります。
【ビジネス英語】
Clear communication in the workplace makes for a more productive and positive environment.
職場での明確なコミュニケーションは、より生産的で前向きな環境を生み出します。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★☆☆
- 出題パート:Part3(会話問題)
Part3では会話の中で目的地に向かう場面や、状況の変化を説明する際によく出題されます。文脈から意味を推測する力が求められます。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- She made for a cake for her friend’s birthday.
- After the meeting, everyone made for the exit.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:2は「出口へ向かった」という意味で正しい使い方です。1は「make for」の後に目的地や結果が来るべきところを、物(ケーキ)にしてしまっているため不自然です。
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🤔 head for との違いは?
- make for:目的地や結果に向かって進む、または何かに貢献するニュアンスがあります。
- head for:目的地に向かう動作を強調し、進路や方向性に焦点を当てるニュアンスがあります。
「make for」は目的地や結果に向かうことや、何かに寄与することを幅広く表しますが、「head for」は単に物理的にどこかへ向かう動作を強調します。状況や抽象的な結果にも使える点が異なります。
🧩 あわせて覚えたい
- contribute(貢献する)
- lead to(〜につながる)
📖 できればこれも
- result in(〜という結果になる)
- bring about(引き起こす)