【lenient】の意味・使い方・例文 ― tolerantとの違い【TOEIC英単語】
🔰 lenientの発音と意味
[形容詞] 寛大な
[形容詞] 甘い
人に対して厳しくせず、規則や罰などをゆるやかに適用する様子を表します。特に子どもや部下などに対して、厳格さよりも思いやりや優しさを重視する場合によく使われます。
この単語はラテン語の“lenis”(柔らかい、穏やかな)に由来し、英語では“lenient”として17世紀ごろから使われ始めました。語尾の“-ent”は形容詞を作る接尾辞です。
✏️ lenientの例文
【日常英会話】
My teacher is lenient with homework.
私の先生は宿題に対して寛大です。
His parents are lenient about his curfew.
彼の両親は門限に関して甘いです。
【ビジネス英語】
The manager adopted a lenient approach to minor mistakes, focusing on employee growth rather than punishment.
そのマネージャーは小さなミスに対して寛大な対応を取り、罰よりも従業員の成長に重点を置きました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やメール文で、規則や方針の説明の中で出題されることが多いです。やや難易度の高い語ですが、文脈から推測できる場合もあります。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The teacher was lenient and allowed the students to submit their homework late.
- The teacher was lenient and punished the students for every small mistake.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:lenientは「寛大な」という意味なので、1は正解です。2は「寛大」であれば小さなミスで罰することはしないため不適切です。
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🤔 tolerant との違いは?
- lenient:厳しくせず、思いやりや優しさをもって対応する印象です。
- tolerant:他人の考えや行動を受け入れる広い心を持つ印象です。
lenientは規則や罰に対して甘くする場合に使われ、tolerantは異なる意見や習慣を受け入れる場合に使われます。lenientは主に態度や処罰の厳しさに関する場面で使われます。
🧩 あわせて覚えたい
- forgiving(寛容な)
- permissive(許容的な)