【inviolability】の意味・使い方・例文 ― integrityとの違い【TOEIC英単語】


🔰 inviolabilityの発音と意味

[名詞] 侵すことのできないこと(不可算)

何かが絶対に侵害されない、または破られない状態を表します。特に法律や権利、約束などが守られるべき神聖なものであることを強調するときに使われます。

この語はラテン語の “inviolabilis”(侵すことができない)に由来し、接頭辞 “in-"(否定)と “violare”(傷つける、侵害する)から成り立っています。英語では “-ity” という名詞化の接尾辞がついて抽象名詞となっています。


✏️ inviolabilityの例文

【日常英会話】
The inviolability of the law must be respected.
 法律の不可侵性は尊重されなければなりません。

They discussed the inviolability of human rights.
 彼らは人権の侵すことのできない性質について議論しました。

【ビジネス英語】
The inviolability of confidential information is essential for maintaining trust between companies and their clients.
 機密情報の不可侵性は、企業と顧客の信頼関係を維持するために不可欠です。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★★
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や法務関連の文章で、権利や契約の不可侵性を強調する文脈で出題されることがあります。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The inviolability of the playground means anyone can break the rules.
  2. The inviolability of the contract ensures that its terms cannot be violated.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:2
  • 解説:2は契約が侵害されないことを正しく表しています。1は誰でも規則を破れると述べており、意味が逆になっています。

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🤔 integrity との違いは?

  • inviolability:絶対に侵害されない厳格さや神聖さを強調します。
  • integrity:全体の完全性や損なわれていない状態を指し、必ずしも侵害不可を強調しません。

inviolabilityは「絶対に侵害できない神聖さ」を強調するのに対し、integrityは「全体として損なわれていない状態」や「誠実さ」を表し、侵害不可のニュアンスは弱いです。


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