【intricacy】の意味・使い方・例文 ― complexityとの違い【TOEIC英単語】
🔰 intricacyの発音と意味
[名詞] 複雑さ(可算/不可算)
[名詞] 複雑な部分や細部(可算)
物事や仕組みが非常に細かく入り組んでいて、理解や説明が難しい状態や、その細部のことを表します。特に複雑な構造や詳細に注目する際によく使われます。
この単語はラテン語の“intricatus”(入り組んだ、もつれた)に由来し、接頭辞“in-”(中に)と“tricae”(障害、もつれ)から成り立っています。語尾の“-acy”は名詞を作る接尾辞です。
✏️ intricacyの例文
【日常英会話】
She was amazed by the intricacy of the design.
彼女はそのデザインの複雑さに驚きました。
I don’t understand the intricacy of this problem.
私はこの問題の複雑さが理解できません。
【ビジネス英語】
The intricacy of the new software system requires thorough training for all employees before implementation.
新しいソフトウェアシステムの複雑さのため、導入前に全従業員への徹底した研修が必要です。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や説明文で、複雑な仕組みや詳細を説明する際によく登場します。特にビジネスや技術関連の文章で見かける単語です。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The intricacy of the puzzle made it difficult for everyone to solve.
- The intricacy of the puzzle made it very simple to finish quickly.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:intricacyは「複雑さ」という意味です。1は複雑さが難しさにつながる文で正しいですが、2は複雑さが簡単さにつながるため不適切です。
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🤔 complexity との違いは?
- intricacy:細部まで入り組んでいて、理解や処理が難しい印象を与えます。
- complexity:全体的な複雑さや難解さを強調し、細部への注目はあまりありません。
intricacyは細かい部分や構造の入り組み具合に焦点を当て、complexityは全体の難しさや複雑さを強調する点で使い分けます。
🧩 あわせて覚えたい
- detail(細部)
- elaboration(精緻化)
📖 できればこれも
- subtlety(微妙さ)
- sophistication(洗練)