【insubordination】の意味・使い方・例文 ― defianceとの違い【TOEIC英単語】
🔰 insubordinationの発音と意味
[名詞] 命令不服従(不可算)
上司や権威ある人の指示や命令に従わない態度や行動を指します。特に職場などで、規律や秩序を乱す深刻な行為として扱われます。
この語はラテン語の “subordinare”(従属させる)に否定の接頭辞 “in-” が付いた “insubordinate”(従わない)に、名詞化の接尾辞 “-ion” が加わってできました。語源的には「従属しないこと」という意味を持ちます。
✏️ insubordinationの例文
【日常英会話】
His insubordination caused problems at work.
彼の命令不服従が職場で問題を引き起こしました。
Insubordination is not tolerated in this company.
この会社では命令不服従は許されません。
【ビジネス英語】
The manager issued a formal warning to the employee for repeated insubordination during team meetings.
マネージャーはチーム会議中の度重なる命令不服従に対して、その従業員に正式な警告を出しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★★
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文やビジネス関連のメール、社内規則の説明文などで見かけることがあります。やや難易度が高く、文脈から意味を推測する力が求められます。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- He showed insubordination by arriving early every day.
- She was fired for insubordination after refusing to follow her supervisor’s orders.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:2は上司の命令に従わなかったため解雇されたという内容で、命令不服従の意味に合っています。1は早く出勤することは命令不服従とは関係ありません。
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🤔 defiance との違いは?
- insubordination:規律や権威に対して反抗的で、重大な違反という印象があります。
- defiance:権威や命令に対して挑戦的な態度や行動を示すニュアンスがありますが、必ずしも組織内の規律違反とは限りません。
insubordinationは組織や職場での命令違反や規律違反を強調しますが、defianceは広く権威やルールへの反抗的な態度を指し、必ずしも職場に限定されません。
🧩 あわせて覚えたい
- disobedience(不服従)
- rebellion(反乱)
📖 できればこれも
- violation(違反)
- misconduct(不正行為)