【insipid】の意味・使い方・例文 ― blandとの違い【TOEIC英単語】
🔰 insipidの発音と意味
[形容詞] 風味がない、面白みがない
味や話、人物などが薄味で印象に残らず、退屈で魅力に欠けることを表します。食べ物だけでなく、会話や作品などが平凡で刺激がない場合にも使われます。
ラテン語の“insipidus”(味がない)に由来し、接頭辞“in-”(否定)と“sapidus”(味のある)が組み合わさってできた語です。英語では17世紀ごろから使われています。
✏️ insipidの例文
【日常英会話】
The soup tastes insipid.
そのスープは味気ないです。
His speech was insipid and boring.
彼のスピーチは退屈で面白みがありませんでした。
【ビジネス英語】
The manager criticized the proposal for being insipid and lacking any innovative ideas.
マネージャーは、その提案が味気なく革新的なアイデアに欠けていると批判しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やビジネス文書で、提案や意見の評価を表す際に見かけることがあります。やや高難度の語彙です。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The salad was insipid and needed more seasoning.
- The salad was insipid and very spicy.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は味気なくて調味料が必要という意味で正しいです。2は味気ないのにとても辛いという矛盾した内容なので不適切です。
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🤔 bland との違いは?
- insipid:退屈で印象に残らず、魅力や刺激がない感じです。
- bland:特徴や個性がなく、無難で平凡な印象を与えます。
insipidは否定的に「つまらない」「味気ない」と評価する際に使い、blandはより中立的に「刺激がない」「控えめ」といった意味合いで使われます。insipidの方が強く否定的なニュアンスがあります。
🧩 あわせて覚えたい
📖 できればこれも
- tedious(退屈)
- monotonous(単調)