【inopportune】の意味・使い方・例文 ― untimelyとの違い【TOEIC英単語】


🔰 inopportuneの発音と意味

[形容詞] 都合の悪い時の
[形容詞] 不適切な時の

物事が起こるタイミングが悪く、望ましくない時に発生することを表します。特にビジネスや会議などで、何かが起こるにはふさわしくない、迷惑なタイミングであることを強調します。

この語はラテン語の “inopportunus”(不適切な、時機を逸した)に由来し、接頭辞 “in-"(否定)と “opportune”(好都合な、適切な)から構成されています。否定の意味を加えることで「適切でない」という意味になります。


✏️ inopportuneの例文

【日常英会話】
He called me at an inopportune moment.
 彼はタイミングの悪い時に私に電話をかけてきました。

It started raining at an inopportune time.
 都合の悪い時に雨が降り始めました。

【ビジネス英語】
The manager pointed out that raising the issue now would be inopportune given the current negotiations.
 マネージャーは、現在の交渉状況を考えると今その問題を提起するのは時期尚早だと指摘しました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★★
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネスメールで、タイミングや状況判断に関する文脈で出題されることがあります。やや難易度が高い語です。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The meeting was canceled at an inopportune moment.
  2. The meeting was canceled at a delicious moment.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は「都合の悪い時に会議が中止された」という意味で正しいです。2は「おいしい時に会議が中止された」となり、意味が不自然です。

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🤔 untimely との違いは?

  • inopportune:タイミングが悪く迷惑や不都合を感じさせる印象です。
  • untimely:予想外や望ましくないタイミングで起こることを強調します。

どちらもタイミングの悪さを表しますが、inopportuneは「適切でない」「迷惑な」印象が強く、untimelyは「早すぎる」「遅すぎる」など時期のずれに焦点があります。


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