【inhibitor】の意味・使い方・例文 ― blockerとの違い【TOEIC英単語】
🔰 inhibitorの発音と意味
[名詞] 阻害剤（可算）
何かの働きや進行を妨げたり、抑制したりする物質や要素を指します。特に化学や生物学の分野で、反応や作用を遅らせたり止めたりする役割を持つものを表します。
この単語はラテン語の“inhibere”（抑える、妨げる）に由来し、接頭辞“in-”（中に）と“habere”（持つ）が組み合わさっています。英語では“inhibit”に名詞を作る“-or”が付いて“inhibitor”となりました。
✏️ inhibitorの例文
【日常英会話】
The doctor explained how the inhibitor works.
医師はその阻害剤がどのように働くかを説明しました。
This medicine acts as an inhibitor in your body.
この薬は体内で阻害剤として働きます。
【ビジネス英語】
The research team discovered a new inhibitor that significantly reduces the growth rate of harmful bacteria in clinical trials.
研究チームは臨床試験で有害な細菌の増殖速度を大幅に抑える新しい阻害剤を発見しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度：★★★★☆
- 出題パート：Part7（文書問題）
Part7の長文読解や科学・医療系の記事で見かけることが多い語です。専門的な内容の理解に役立ちます。
❓ クイズに挑戦！
自然な使い方はどっち？
- The scientist added an inhibitor to the solution to slow down the reaction.
- The scientist added an inhibitor to the solution to speed up the reaction.
✅ クイズの答えと解説
- 正解：1
- 解説：inhibitorは反応を遅らせる（抑制する）物質です。反応を速める場合はinhibitorとは言いません。
少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
この勢いで覚えよう👇️
🚀 今が英語力を伸ばすチャンス！ (PR)
🤔 blocker との違いは？
- inhibitor：働きを抑えたり妨げたりする中立的な印象の語です。
- blocker：blockerは物理的・直接的に遮る印象が強く、より日常的な場面でも使われます。
inhibitorは科学や医療分野で使われることが多く、作用を抑制する専門的なニュアンスがあります。一方、blockerは物理的に遮る場合や、より一般的な妨害にも使われます。
🧩 あわせて覚えたい
- suppressor（抑制因子）
- catalyst（触媒）