【incapacity】の意味・使い方・例文 ― disabilityとの違い【TOEIC英単語】
🔰 incapacityの発音と意味
[名詞] 無能(不可算)
[名詞] 無力(不可算)
[名詞] 不適格(不可算)
incapacityは、何かをする能力や資格がないこと、または無力である状態を表します。主にビジネスや法律の文脈で、責任を果たせない、または職務を遂行できない場合などに使われます。
incapacityはラテン語の“incapacitas”(無能力)に由来し、接頭辞in-(否定)とcapacity(能力)から成り立っています。in-が否定の意味を加え、全体で「能力がないこと」を表します。
✏️ incapacityの例文
【日常英会話】
His incapacity to work worried his family.
彼が働けないことが家族を心配させました。
The company faced problems due to the manager’s incapacity.
その会社はマネージャーの無能のために問題に直面しました。
【ビジネス英語】
Due to the CEO’s sudden incapacity, the board had to appoint an interim leader to ensure business continuity.
CEOの突然の職務不能により、取締役会は事業継続のために暫定リーダーを任命しなければなりませんでした。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やビジネス文書で、責任や職務遂行能力に関する文脈で出題されることが多いです。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- She showed incapacity by finishing all her tasks quickly.
- His incapacity to make decisions delayed the project.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:2は決断できない無力さを表しており正しい使い方です。1は全ての仕事を素早く終えたことは無能さを示さないため不適切です。
少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
理解を深めるタイミング👇️
🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)
🤔 disability との違いは?
- incapacity:能力や資格がなく、役割や責任を果たせない消極的な印象があります。
- disability:身体的・精神的な障害や機能の制限を指し、医学的・社会的な側面が強いです。
incapacityは一般的な能力や資格の欠如を指し、disabilityは主に身体的・精神的な障害を意味します。ビジネスや法律ではincapacityがよく使われますが、医療や福祉の場面ではdisabilityが使われます。
🧩 あわせて覚えたい
- incompetence(無能)
- inability(無力)
📖 できればこれも
- inefficiency(非効率)
- competence(能力)