【heterogeneity】の意味・使い方・例文 ― diversityとの違い【TOEIC英単語】


🔰 heterogeneityの発音と意味

[名詞] 異質性(不可算)

異なる性質や要素が混在している状態を表します。特に科学や統計、医療などの分野で、集団や物質が均一でなく多様な特徴を持つことを指して使われます。

この語はギリシャ語の“heteros”(異なる)と“genos”(種類)に由来し、ラテン語を経て英語に入ったものです。接頭辞“hetero-”が「異なる」、語幹“gene”が「種類」、接尾辞“-ity”が「性質」を表しています。


✏️ heterogeneityの例文

【日常英会話】
The heterogeneity of the group made the discussion interesting.
 そのグループの異質性が議論を面白くしました。

Scientists studied the heterogeneity of the samples.
 科学者たちはサンプルの異質性を調べました。

【ビジネス英語】
In clinical trials, researchers must consider the heterogeneity of patient populations to ensure accurate results.
 臨床試験では、研究者は正確な結果を得るために患者集団の異質性を考慮しなければなりません。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★★
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や科学・医療系の記事で見かけることがありますが、一般的なビジネス英語ではあまり頻出しません。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The heterogeneity of the cake made it taste very sweet.
  2. The heterogeneity of the population affected the study results.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:2
  • 解説:2は集団の異質性が研究結果に影響したという正しい使い方です。1はケーキの味に異質性という表現は不自然です。

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🤔 diversity との違いは?

  • heterogeneity:構成要素や性質が均一でなく、さまざまな違いが存在することを表します。
  • diversity:多様性があることを広く示しますが、必ずしも異質であることや性質の違いに焦点を当てていません。

heterogeneityは違いの質や性質のばらつきに注目しますが、diversityは単に種類や要素が多いことを指します。科学や統計の分野ではheterogeneityがより専門的に使われます。