【heresy】の意味・使い方・例文 ― blasphemyとの違い【TOEIC英単語】
🔰 heresyの発音と意味
[名詞] 異端(可算)
伝統的な宗教や信仰、または一般的に受け入れられている考え方に反する意見や信念を指します。特に宗教的な文脈で使われることが多いですが、広く社会的な常識に反する考えにも使われます。
この単語はギリシャ語のhairesis(選択、学派)に由来し、ラテン語のhaeresisを経て中世英語に入りました。語幹は「選ぶ」という意味を持ち、もともとは「選ばれた信念」というニュアンスがありましたが、後に主流から外れた信仰や意見を指すようになりました。
✏️ heresyの例文
【日常英会話】
Some people were punished for heresy in the past.
かつては異端のために罰せられた人もいました。
He was accused of heresy by the church.
彼は教会から異端だと非難されました。
【ビジネス英語】
In medieval Europe, expressing heresy could result in severe consequences, including imprisonment or even execution.
中世ヨーロッパでは、異端を表明することは投獄や処刑など深刻な結果を招くことがありました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★★
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や歴史・宗教に関する記事でまれに登場しますが、一般的なビジネス英語ではあまり見かけません。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- He was praised for his heresy by the religious leaders.
- He was punished for his heresy by the religious leaders.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:1は異端が賞賛される内容で文脈に合いません。2は異端のために罰せられるという正しい使い方です。
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🤔 blasphemy との違いは?
- heresy:伝統や権威に反する危険な考えという否定的な響きがあります。
- blasphemy:神聖なものを侮辱する行為や発言に対して使われ、冒涜的という強い非難のニュアンスがあります。
どちらも宗教的な文脈で使われますが、heresyは正統から外れた信念や意見そのものを指し、blasphemyは神や聖なるものへの侮辱的な言動を指します。