【hallucination】の意味・使い方・例文 ― delusionとの違い【TOEIC英単語】
🔰 hallucinationの発音と意味
[名詞] 幻覚（可算）
実際には存在しないものを見たり聞いたりする、現実とは異なる知覚体験を指します。主に医学や心理学の分野で使われ、精神的な疾患や薬物の影響などが原因となることが多いです。
この単語はラテン語の“hallucinari”（さまよう、夢想する）に由来し、接尾辞“-ation”が加わって名詞化されています。語幹は“hallucin-”で、幻覚や錯覚を意味する要素が含まれています。
✏️ hallucinationの例文
【日常英会話】
He had a hallucination of seeing a cat in his room.
彼は自分の部屋で猫が見えるという幻覚を体験しました。
Some medicines can cause hallucination.
一部の薬は幻覚を引き起こすことがあります。
【ビジネス英語】
During the clinical trial, several participants reported experiencing vivid hallucination after taking the new medication.
臨床試験中、新薬を服用した数名の参加者が鮮明な幻覚を体験したと報告しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度：★★★★☆
- 出題パート：Part7（文書問題）
Part7の長文読解や医療・心理に関する記事で見かけることがありますが、日常的な単語ではありません。
❓ クイズに挑戦！
自然な使い方はどっち？
- She described a hallucination of hearing voices that were not there.
- She described a hallucination of reading a book for her homework.
✅ クイズの答えと解説
- 正解：1
- 解説：1は実際に存在しない声が聞こえるという幻覚の正しい使い方です。2は宿題のために本を読むことは幻覚ではなく、意味が合いません。
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🤔 delusion との違いは？
- hallucination：現実には存在しないものを知覚する、非現実的で異常な体験を表します。
- delusion：現実にはない信念や思い込みを持つことを指し、知覚の異常ではなく考え方の異常を表します。
hallucinationは実際に見たり聞いたりする感覚の異常を指しますが、delusionは根拠のない強い思い込みや信念を指し、知覚ではなく認知の異常に使われます。