【grasp】の意味・使い方・例文 ― grabとの違い【TOEIC英単語】
🔰 graspの発音と意味
[動詞] しっかりとつかむ
[動詞] 理解する
[名詞] 理解(不可算)
[名詞] 握ること(可算)
手でしっかりと何かをつかむことや、物事の意味や内容をしっかり理解することを表します。抽象的な内容を「つかむ」意味でもよく使われます。
この単語は古英語の “græpsian”(つかむ)や古ノルド語の “grapa”(つかむ)に由来し、語幹は「つかむ」という意味を持っています。現代英語では動詞と名詞の両方で使われています。
✏️ graspの例文
【日常英会話】
She tried to grasp the rope tightly.
彼女はロープをしっかりとつかもうとしました。
I couldn’t grasp what he meant.
私は彼の言いたいことが理解できませんでした。
【ビジネス英語】
In order to solve the problem efficiently, it is essential to grasp the main concept behind the issue.
問題を効率的に解決するためには、その背後にある主な概念を理解することが不可欠です。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★☆☆
- 出題パート:Part5(短文穴埋め問題)
Part5やPart7で「理解する」「つかむ」の意味で頻出します。抽象的な内容の把握を問う文脈でよく見かけます。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- She tried to grasp the meaning of the poem, but it was difficult.
- She tried to grasp at the meaning of the poem, but it was difficult.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:正解は1です。「grasp」は「理解する」という意味で目的語を直接取ります。2のように「grasp at」を使うと「つかもうとする」という別の意味になり、文脈に合いません。
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🤔 grab との違いは?
- grasp:しっかりと理解したり、確実につかむという強い印象があります。
- grab:grabは素早くつかむ、急いで手に取るというニュアンスが強いです。
graspは「しっかり理解する」「確実につかむ」といった丁寧さや深さがあり、grabは「素早くつかむ」「急いで手に取る」といった動作の速さや一時的な印象があります。
🧩 あわせて覚えたい
- seize(つかむ)
- comprehend(理解する)