【gradient】の意味・使い方・例文 ― slopeとの違い【TOEIC英単語】
🔰 gradientの発音と意味
[名詞] 傾斜(可算)
[名詞] 勾配(可算)
[名詞] 変化の度合い(可算)
ある地点から別の地点までの高さや濃度などの変化の割合や度合いを表す言葉です。数学や物理、化学などの分野でよく使われ、特にグラフや地形、温度などの変化を説明するときに用いられます。
gradientはラテン語の“gradi”(歩く、進む)に由来し、接尾辞“-ent”が加わって「進むこと」「変化すること」の意味を持つようになりました。英語では19世紀ごろから数学や科学の分野で使われ始めました。
✏️ gradientの例文
【日常英会話】
The road has a steep gradient.
その道は急な勾配があります。
We measured the temperature gradient.
私たちは温度勾配を測定しました。
【ビジネス英語】
The engineer explained how the pressure gradient affects the flow of liquids in the pipeline during the meeting.
エンジニアは会議中に、圧力勾配がパイプライン内の液体の流れにどのように影響するかを説明しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や科学・技術系の記事で見かけることが多い語です。専門的な内容で出題される傾向があります。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The gradient of the hill made it difficult to ride my bike up.
- The gradient of the soup was too salty for my taste.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:gradientは「傾斜」や「勾配」を意味するため、坂道に使うのが正しいです。スープの味には使いません。
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🤔 slope との違いは?
- gradient:変化の度合いや傾きの割合を客観的・数量的に表すニュアンスがあります。
- slope:物理的な斜面や坂道そのものを指し、日常的な場面でも使われやすいです。
gradientは変化の割合や度合いを数値的・抽象的に示す際に使われ、slopeは実際の坂や斜面など物理的な対象を指すことが多いです。