【give rise to】の意味・使い方・例文 ― causeとの違い【TOEIC英単語】


🔰 give rise toの発音と意味

[熟語] ~を引き起こす

何かが原因となって別の出来事や状況が発生することを表す表現です。主にフォーマルな場面や文章で使われ、出来事や現象の発生を説明するときによく用いられます。

この表現は、動詞のgive(与える)と名詞のrise(上昇、発生)、前置詞のto(~へ)から成り立っています。直訳すると「~への発生を与える」となり、そこから「~を引き起こす」という意味になりました。


✏️ give rise toの例文

【日常英会話】
The heavy rain gave rise to flooding in the city.
 大雨が市内で洪水を引き起こしました。

His comment gave rise to many questions.
 彼の発言が多くの疑問を引き起こしました。

【ビジネス英語】
The new policy gave rise to concerns among employees about job security and future prospects.
 新しい方針は、従業員の間で雇用の安定や将来性に関する懸念を引き起こしました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★☆☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や説明文で、原因と結果を述べる際によく登場します。文章の流れや因果関係を理解する上で重要な表現です。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The new law gave rise to many changes in the company.
  2. The new law gave rise for many changes in the company.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は正しい前置詞toを使っており自然な表現です。2はforを使っているため不自然です。

少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
頭が冴えてるうちに👇️


🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)


🤔 cause との違いは?

  • give rise to:出来事や現象が自然に発生することを淡々と述べる印象です。
  • cause:直接的に原因となるものを強調し、より単純に「引き起こす」という意味合いが強いです。

give rise toはややフォーマルで、出来事や現象が結果として生じることを説明的に述べるときに使います。causeはより直接的で、原因と結果の関係を明確にしたいときに使われます。


🧩 あわせて覚えたい


📖 できればこれも