【get through】の意味・使い方・例文 ― overcomeとの違い【TOEIC英単語】


🔰 get throughの発音と意味

[句動詞] 困難などを乗り越える
[句動詞] 電話がつながる
[句動詞] 試験などに合格する

困難な状況や仕事、試験などをなんとか終わらせたり、乗り越えたりすることを表します。また、電話が相手につながる場合にも使われます。日常会話やビジネスシーンで幅広く使われます。

「get」は古英語の“getan”(得る、到達する)に由来し、「through」は古英語の“þurh”(通り抜けて)から来ています。組み合わせることで「通り抜けて到達する」という意味合いが生まれました。


✏️ get throughの例文

【日常英会話】
I finally got through the exam.
 私はついに試験に合格しました。

Did you get through to him on the phone?
 彼に電話はつながりましたか?

【ビジネス英語】
Despite many challenges, our team managed to get through the project on time and within budget.
 多くの困難にもかかわらず、私たちのチームはプロジェクトを期限内かつ予算内でやり遂げました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★☆☆
  • 出題パート:Part3(会話問題)

会話や説明文で、困難を乗り越える場面や電話がつながる状況でよく出題されます。文脈によって意味が変わるので注意が必要です。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. She got through the door without any problems.
  2. He got through the interview and received a job offer.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:2
  • 解説:2は面接を乗り越えて内定を得たという意味で正しい使い方です。1は物理的にドアを通り抜ける場合には通常使いません。

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🤔 overcome との違いは?

  • get through:困難や障害をなんとか乗り越える、または連絡がつくといったニュアンスです。
  • overcome:困難や障害を努力や工夫で克服する、より強い達成感や意志の強さを感じさせます。

get throughは困難や作業をなんとか終わらせる、または電話がつながるといった幅広い場面で使われますが、overcomeは困難や障害を意志や努力で完全に克服する場面で使われることが多いです。


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