【get by】の意味・使い方・例文 ― manageとの違い【TOEIC英単語】
🔰 get byの発音と意味
[熟語] 何とかやっていく
[熟語] どうにか切り抜ける
困難な状況や十分でない条件の中で、最低限のことをして何とか生活したりやり過ごしたりする意味で使います。特にお金や能力が十分でない場合に「何とかなる」「やりくりする」というニュアンスがあります。
「get」は「得る」「到達する」などの意味を持つ古英語由来の動詞で、「by」は「そばに」「通り過ぎて」などの意味を持つ前置詞です。これらが組み合わさることで「困難を通り抜けて何とかやっていく」という意味になりました。
✏️ get byの例文
【日常英会話】
I can get by with a little money.
私は少しのお金で何とかやっていけます。
She gets by in English when she travels.
彼女は旅行のとき、英語で何とかやりくりしています。
【ビジネス英語】
Even with limited resources, our team managed to get by and complete the project on time.
限られた資源しかなくても、私たちのチームは何とかやりくりして期限内にプロジェクトを完成させました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★☆☆☆
- 出題パート:Part3(会話問題)
Part3の日常会話や職場のやりとりで、困難な状況をどう乗り切るかという文脈でよく出題されます。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- He gets by the exam with a perfect score.
- He gets by with only a little help from his friends.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:2は「少しの助けで何とかやっていく」という意味で正しい使い方です。1は「完璧な点数で試験を乗り切る」という意味になり、get byの本来の「最低限でやりくりする」ニュアンスに合いません。
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🤔 manage との違いは?
- get by:十分ではない状況でも何とかやりくりする、という控えめな印象です。
- manage:困難な状況を切り抜けるというより、計画的に物事をうまく処理する印象です。
get byは「最低限で何とかやる」イメージが強く、manageは「工夫してうまくやる」ニュアンスがあり、より積極的な対応や能力を感じさせます。