【friction】の意味・使い方・例文 ― conflictとの違い【TOEIC英単語】
🔰 frictionの発音と意味
[名詞] 摩擦(不可算)
[名詞] 不和(不可算)
物体同士がこすれ合うことで生じる力や、意見や考え方の違いから生まれる人間関係のぎくしゃくした状態を表します。物理的な意味と比喩的な意味の両方で使われます。
frictionはラテン語の“frictio”(こすること)に由来し、語幹“fric-”は“こする”という意味を持ちます。英語では17世紀ごろから物理的な意味で使われ始め、後に人間関係の比喩表現としても用いられるようになりました。
✏️ frictionの例文
【日常英会話】
There is a lot of friction between the two teams.
その2つのチームの間には多くの不和があります。
Friction makes it hard to slide the box.
摩擦のせいで箱を滑らせるのが難しいです。
【ビジネス英語】
Reducing friction between departments can improve overall productivity in the company.
部署間の摩擦を減らすことで、会社全体の生産性が向上します。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★☆☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や説明文で、物理的な摩擦や人間関係の不和を表す語として出題されることが多いです。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- Friction between the wheels and the road helps cars stop safely.
- Friction between the manager and the printer helps the report print faster.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は車のタイヤと道路の摩擦について正しく使っています。2は人と機械の間に摩擦が生じるという意味になり、不自然です。
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🤔 conflict との違いは?
- friction:物理的な摩擦や人間関係のぎくしゃくした状態を表すやや硬い印象の語です。
- conflict:意見や立場の対立による衝突や争いを強く感じさせる語です。
frictionは摩擦や軽い不和を表し、conflictはより深刻な対立や争いを指します。frictionは日常的な小さなトラブルにも使えますが、conflictは解決が難しい深い対立に使われます。
🧩 あわせて覚えたい
- resistance(抵抗)
- tension(緊張)