【forgo】の意味・使い方・例文 ― abandonとの違い【TOEIC英単語】
🔰 forgoの発音と意味
[動詞] 自発的に控える、断念する
自分の意思で何かをあえて使わない、受け取らない、または楽しむことをやめる場合に使います。特に利益や権利、楽しみなどを自ら進んで手放すニュアンスがあります。
この単語は古英語の“forgān”に由来し、“for-”(否定や離脱を表す接頭辞)と“go”(行く)が組み合わさっています。もともとは「通り過ぎる」「避ける」という意味から発展し、現代では「自発的に控える」という意味で使われています。
✏️ forgoの例文
【日常英会話】
She decided to forgo dessert after dinner.
彼女は夕食後のデザートを控えることにしました。
I will forgo my turn this time.
今回は自分の番を見送ります。
【ビジネス英語】
Due to budget constraints, the company chose to forgo the annual staff party this year.
予算の都合で、会社は今年の年次スタッフパーティーを見送ることにしました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やビジネスメールで、権利や特典を自発的に放棄する文脈で出題されることがあります。ややフォーマルな表現として覚えておくと役立ちます。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- She decided to forgo dessert to maintain her diet.
- She decided to forgo her keys to open the door.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:forgoは『自発的に控える』という意味です。2文目は『鍵を使うのを控える』という文脈が不自然なので不正解です。
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🤔 abandon との違いは?
- forgo:自分の意思で何かをあえて手放す、控える丁寧な表現です。
- abandon:強制的に捨てる、完全に放棄するという意味合いが強いです。
forgoは自発的に控えるニュアンスがあり、abandonは強制的または完全に捨てる意味が強いので、forgoは権利や楽しみを自分から手放す場合、abandonは物や計画を完全に捨てる場合に使い分けます。