【fawn】の意味・使い方・例文 ― flatterとの違い【TOEIC英単語】


🔰 fawnの発音と意味

[動詞] へつらう
[名詞] 子鹿(可算)

相手に気に入られようとして、過剰にお世辞を言ったり、へりくだったりする行動を指します。また、名詞では鹿の子どもを意味しますが、ビジネスや日常会話では主に動詞の意味で使われます。

この単語は古英語の “fahn”(喜ぶ、嬉しがる)や古ノルド語の “faun” に由来し、動詞としては中世英語で「へつらう」という意味が発展しました。名詞としてはラテン語 “fetus”(子ども)に由来し、鹿の子どもを指します。


✏️ fawnの例文

【日常英会話】
She tends to fawn over her teachers.
 彼女は先生にへつらう傾向があります。

The little fawn hid behind a tree.
 その子鹿は木の後ろに隠れました。

【ビジネス英語】
In the meeting, he tried to fawn over his boss to gain approval for his proposal.
 会議で彼は自分の提案を認めてもらうために上司にへつらおうとしました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネスメールで、比喩的に使われることがありますが、頻度は高くありません。文脈から意味を推測する力が求められます。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The puppy began to fawn over its owner, wagging its tail excitedly.
  2. The puppy began to fawn the ball, wagging its tail excitedly.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:正解は1です。fawnは“人にこびへつらう”という意味で、overとともに使います。2は前置詞がなく意味が通じません。

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🤔 flatter との違いは?

  • fawn:相手に気に入られようと、控えめにへりくだる印象があります。
  • flatter:相手を持ち上げることに重点があり、直接的にお世辞を言う印象があります。

fawnは控えめで行動や態度に表れるへつらいを指し、flatterは言葉で直接お世辞を言う場合に使われます。どちらも相手に好かれたい気持ちが根底にありますが、fawnの方がやや消極的な印象です。


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