【facet】の意味・使い方・例文 ― aspectとの違い【TOEIC英単語】


🔰 facetの発音と意味

[名詞] (物事や問題の)側面、局面(可算)
[名詞] (宝石などの)小平面(可算)

物事や問題の一つの側面や、宝石などのカットされた小さな平面を指します。特に複雑な事柄の一部分や、異なる見方を強調したいときによく使われます。

この単語はフランス語の “facette”(小さな面)に由来し、ラテン語の “facies”(顔、面)が語源です。語構成としては、語幹 “face”(面)に縮小辞 “-et” が付いています。


✏️ facetの例文

【日常英会話】
Honesty is an important facet of friendship.
 正直さは友情の大切な側面です。

Each facet of the diamond shines brightly.
 ダイヤモンドのそれぞれの小さな面が明るく輝いています。

【ビジネス英語】
When discussing the project, we need to consider every facet, including budget, timeline, and team skills.
 プロジェクトについて話し合う際は、予算やスケジュール、チームのスキルなど、あらゆる側面を考慮する必要があります。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解で、問題や状況の多面的な説明や分析をする際によく登場します。ビジネスや科学分野の文章で見かけることが多いです。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. We should examine every facet of the problem before making a decision.
  2. We should examine every facet on the problem before making a decision.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は正しい使い方です。2は前置詞が誤っており、onではなくofを使います。

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🤔 aspect との違いは?

  • facet:全体の中の一つの側面や部分を、細かく区切って強調するニュアンスがあります。
  • aspect:全体の特徴や性質を大まかに捉えるニュアンスがあり、細かい部分よりも広い視点を示します。

facetは物事の細かい側面や一部分を強調したいときに使いますが、aspectは全体の特徴や観点を幅広く述べるときに使います。説明や分析の深さや細かさに違いがあります。