【face the music】の意味・使い方・例文 ― take responsibilityとの違い【TOEIC英単語】
🔰 face the musicの発音と意味
[熟語] 困難や批判を覚悟して受け入れる
自分の過ちや失敗、困難な状況に正面から向き合い、逃げずに受け入れることを表す表現です。多くの場合、批判や責任を取る場面で使われます。
この表現は19世紀のアメリカ英語に由来し、舞台に立つ俳優が観客や批評家の反応(音楽)に直面することから生まれたと言われています。faceは「直面する」、the musicは「結果や批判」を比喩的に表しています。
✏️ face the musicの例文
【日常英会話】
You made a mistake, so you have to face the music.
あなたは間違いをしたので、責任を取らなければなりません。
It’s time to face the music and tell the truth.
真実を話して、現実に向き合う時です。
【ビジネス英語】
After the project failed, the manager had to face the music and explain the situation to the board.
プロジェクトが失敗した後、マネージャーは現実を受け入れて取締役会に状況を説明しなければなりませんでした。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★☆☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やビジネスシーンの会話文で、責任や結果に直面する場面で出題されることがあります。イディオムとしての意味を問われることが多いです。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- He decided to face the music by quitting his job before anyone found out.
- She faced the music and apologized to everyone for her mistake.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:2は自分の過ちに正面から向き合い謝罪しており、face the musicの意味に合っています。1は誰にも知られる前に辞めており、現実から逃げているため不適切です。
少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
学びが楽しくなってきた👇️
🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)
🤔 take responsibility との違いは?
- face the music:逃げずに現実や批判を受け止める強い覚悟を感じさせます。
- take responsibility:自分の行動や結果に対して責任を取ることを冷静に表します。
face the musicは困難や批判に正面から向き合う覚悟を強調しますが、take responsibilityは単に責任を取る行為自体を指し、感情的な重みはやや薄いです。