【expel】の意味・使い方・例文 ― dismissとの違い【TOEIC英単語】
🔰 expelの発音と意味
[動詞] 追放する
[動詞] 退学させる
強制的に組織や場所から人を追い出す、または退学や除名などの処分を行う際に使われます。特に規則違反や重大な問題行動に対して用いられることが多いです。
この単語はラテン語の“expellere”(外へ押し出す)に由来し、接頭辞“ex-”(外へ)と語幹“pellere”(押す)が組み合わさってできています。英語では15世紀ごろから使われています。
✏️ expelの例文
【日常英会話】
The school decided to expel the student.
学校はその生徒を退学処分にすることを決めました。
He was expelled for breaking the rules.
彼は規則を破ったために追放されました。
【ビジネス英語】
After repeated warnings, the company expelled the employee for serious misconduct, following strict internal policies.
度重なる警告の後、会社は厳格な社内規定に従い、その従業員を重大な不正行為で解雇しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やビジネスシーンの説明文で、規則違反や処分に関する文脈で出題されることがあります。やや難易度の高い語ですが、重要な動詞です。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The university decided to expel the student after the incident.
- The university decided to expel the classroom after the incident.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は生徒を追放するという正しい使い方です。2は教室を追放するという意味になり、不自然です。
少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
もうひと踏ん張りしよう👇️
🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)
🤔 dismiss との違いは?
- expel:強制的に排除する、厳しい処分の印象があります。
- dismiss:職務や役割から外す、比較的穏やかな印象があります。
expelは規則違反などで強制的に組織から排除する厳しい場面で使われますが、dismissは職務や役割から外す場合に使われ、必ずしも強い処分とは限りません。