【engraving】の意味・使い方・例文 ― etchingとの違い【TOEIC英単語】


🔰 engravingの発音と意味

[名詞] 彫版(可算)
[名詞] 彫刻技法(不可算)

金属や木などの表面に、工具を使って模様や文字を彫り込む技法や、その作品を指します。美術や工芸の分野でよく使われます。

この単語はラテン語の“ingravare”(重くする、押し付ける)に由来し、英語の“engrave”(彫る)に-ingが付いて名詞化されたものです。接頭辞en-(中に)と語幹grave(彫る)が組み合わさっています。


✏️ engravingの例文

【日常英会話】
She bought an engraving of a famous building.
 彼女は有名な建物の彫版を買いました。

The museum displays many old engravings.
 その博物館には多くの古い彫版が展示されています。

【ビジネス英語】
The artist’s engraving technique requires precision and patience to create detailed images on metal plates.
 その芸術家の彫刻技法は、金属板に精密な画像を作るために正確さと忍耐が必要です。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文や説明文で、芸術や歴史に関する話題で登場することがあります。専門的な語彙として出題される傾向があります。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The museum displayed an engraving of a famous historical scene.
  2. The museum displayed an engraving with delicious food for the guests.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:engravingは主に絵や図柄を彫った作品を指します。2の文は食事の提供と混同しており、語義に合いません。

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🤔 etching との違いは?

  • engraving:伝統的で芸術的な彫刻や版画のイメージが強く、手作業の精密さや歴史的価値を感じさせます。
  • etching:化学薬品を使って表面を腐食させて模様を作る技法で、より繊細で細かい表現や現代的な印象があります。

engravingは物理的に彫る技法や作品に使われ、重厚感や伝統を感じさせます。一方、etchingは化学的な方法で細かい線や現代的な表現に適しています。


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