【embezzlement】の意味・使い方・例文 ― fraudとの違い【TOEIC英単語】
🔰 embezzlementの発音と意味
[名詞] 横領(不可算)
他人の財産やお金を預かっている立場の人が、それを自分のものとして不正に使う行為を指します。会社や組織のお金を管理する人が私的に流用する場合などに使われます。
この語は中世フランス語の“embesiler”(盗む)が語源で、接頭辞“em-”(中に)と語幹“bezzle”(盗む)に由来します。英語では18世紀ごろから使われ始め、名詞形の“embezzlement”は“embezzle”に名詞化の“-ment”が付いた形です。
✏️ embezzlementの例文
【日常英会話】
He was arrested for embezzlement.
彼は横領の罪で逮捕されました。
Embezzlement is a serious crime.
横領は重大な犯罪です。
【ビジネス英語】
The company discovered embezzlement after noticing several unauthorized transfers in their financial records.
会社は財務記録にいくつかの無断送金があることに気づき、横領を発見しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やビジネス関連の記事で、犯罪や不正行為に関する文脈で出題されることが多いです。会話問題ではあまり見かけません。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The accountant was fired for embezzlement.
- The accountant was fired for achievement.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は横領が理由で解雇されたという意味で正しいです。2は達成が理由となっており、文脈的に不適切です。
少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
積み重ねが力になる👇️
🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)
🤔 fraud との違いは?
- embezzlement:信頼を裏切る重大な不正行為という否定的な印象があります。
- fraud:詐欺全般を指し、手口や対象が幅広い印象です。
embezzlementは預かった財産を不正に流用する行為に限定され、信頼関係の裏切りが強調されます。fraudは詐欺全般を指し、手口や状況を問わず幅広く使われます。
🧩 あわせて覚えたい
- theft(窃盗)
- misappropriation(流用)