【edict】の意味・使い方・例文 ― decreeとの違い【TOEIC英単語】
🔰 edictの発音と意味
[名詞] 勅令(可算)
政府や権力者が公式に発する命令や布告を指します。法律や規則として強制力を持つことが多く、歴史的な文脈やフォーマルな場面で使われます。
ラテン語の“edictum”(公の発表、布告)が語源で、“e-”(外へ)と“dicere”(言う)が組み合わさっています。英語では16世紀ごろから使われており、法的・公式な命令を表す語として定着しました。
✏️ edictの例文
【日常英会話】
The king issued an edict to protect the forest.
王は森を守るための勅令を出しました。
The edict banned smoking in public places.
その勅令は公共の場での喫煙を禁止しました。
【ビジネス英語】
According to the new edict, all companies must submit their annual reports by the end of March.
新しい勅令によれば、すべての企業は3月末までに年次報告書を提出しなければなりません。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や法的文書の説明で見かけることがありますが、日常会話ではほとんど使われません。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The government announced an edict to improve public health.
- The government announced an edict of the weather tomorrow.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は政府が公的な命令を出す文脈で正しいです。2は天気予報に「edict」を使うのは不自然です。
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🤔 decree との違いは?
- edict:権威ある立場から出される厳格で公式な命令という印象があります。
- decree:法的効力を持つ命令や判決という印象が強く、行政や裁判所が発する場合が多いです。
edictは歴史的・権威的な命令に使われ、decreeは現代の法律や行政命令にも幅広く使われます。どちらも公式ですが、edictの方が格式や重みを感じさせます。