【dunce】の意味・使い方・例文 ― foolとの違い【TOEIC英単語】


🔰 dunceの発音と意味

[名詞] のろま(可算)

学習や理解が遅い人や、特に学校で成績が悪い人をからかって呼ぶ言葉です。侮蔑的なニュアンスが強く、現代ではあまり使われません。

この単語は16世紀にスコットランドの哲学者Duns Scotusの名から派生しました。彼の学説を批判する人々が、彼の支持者を「dunce」と呼んだことが語源です。語構成としては固有名詞Dunsに由来し、特別な接頭辞や接尾辞はありません。


✏️ dunceの例文

【日常英会話】
He was called a dunce by his classmates.
 彼はクラスメートからのろまと呼ばれました。

The teacher never called anyone a dunce.
 先生は誰のことものろまと呼びませんでした。

【ビジネス英語】
In the past, students who struggled in class were sometimes made to wear a dunce cap as punishment.
 昔は、授業についていけない生徒が罰としてダンス帽をかぶらされることがありました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★☆☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や物語文で、登場人物の性格や人間関係を描写する際に見かけることがありますが、頻出語ではありません。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. He was praised as a dunce for his quick thinking.
  2. He was called a dunce because he failed the test.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:2
  • 解説:2はテストに失敗したためのろまと呼ばれたという意味で正しいです。1は「素早い考え」で褒められているので、dunceの意味に合いません。

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🤔 fool との違いは?

  • dunce:知的に劣る、または学習が遅い人を侮辱的に表現します。
  • fool:知能や判断力が乏しい人を広く指し、必ずしも学習面に限定しません。

dunceは主に学習や勉強が苦手な人を侮辱的に指すのに対し、foolは知能や判断力が乏しい人全般を指します。dunceは教育現場での使われ方が多いです。


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