【dominion】の意味・使い方・例文 ― sovereigntyとの違い【TOEIC英単語】
🔰 dominionの発音と意味
[名詞] 支配権(不可算)
[名詞] 支配地域(可算)
ある人や国が他の人や地域に対して持つ支配権や統治権、またはその支配下にある領域を指します。法律や歴史、政治の文脈で使われることが多いです。
この語はラテン語の“dominium”(所有、支配)に由来し、英語では“dominion”として15世紀ごろから使われ始めました。語幹“dom-”は「家」や「支配」を意味し、接尾辞“-ion”が名詞化しています。
✏️ dominionの例文
【日常英会話】
The king had dominion over the land.
王はその土地を支配していました。
Canada was once called the Dominion of Canada.
カナダはかつてドミニオン・オブ・カナダと呼ばれていました。
【ビジネス英語】
The company expanded its dominion by acquiring several smaller firms in the region.
その企業は地域内のいくつかの小規模企業を買収することで支配領域を拡大しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や歴史・法律関連の文章で見かけることがありますが、日常的な単語ではありません。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The country extended its dominion to new territories.
- The country extended its dominion with new employees.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は支配権や領土の拡大という意味で正しい使い方です。2は従業員の増加には通常“dominion”は使いません。
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🤔 sovereignty との違いは?
- dominion:権威や統治の力が及ぶ範囲や、その支配そのものを強調します。
- sovereignty:独立した国家や個人が持つ最高の権力や主権を強調します。
dominionは支配する範囲や領域自体に焦点があり、sovereigntyはその支配権の絶対性や独立性に重点があります。
🧩 あわせて覚えたい
📖 できればこれも
- jurisdiction(管轄権)
- colony(植民地)