【divest】の意味・使い方・例文 ― disposeとの違い【TOEIC英単語】


🔰 divestの発音と意味

[動詞] 資産や権利を手放す

主に企業や個人が資産や権利、所有物などを売却したり放棄したりする際に使われる表現です。特にビジネスや金融の文脈で、事業の一部や株式などを手放す場合によく用いられます。

この語はラテン語の “divestire”(衣服を脱がせる)に由来し、接頭辞 “di-"(離れて)と “vestire”(着せる)が組み合わさっています。英語では16世紀ごろから「奪う」「剥奪する」の意味で使われ始め、現代では主にビジネス分野で「資産を手放す」という意味で用いられています。


✏️ divestの例文

【日常英会話】
The company decided to divest its old factory.
 その会社は古い工場を手放すことに決めました。

He plans to divest his shares in the business.
 彼はその事業の株式を手放すつもりです。

【ビジネス英語】
Due to regulatory changes, the corporation was required to divest several of its international subsidiaries within two years.
 規制の変更により、その企業は2年以内にいくつかの海外子会社を手放す必要がありました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネス関連の記事で、企業の資産売却や事業再編に関する文脈で出題されることが多いです。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The company will divest its non-core assets to focus on its main business.
  2. The company will divest new employees to improve productivity.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は資産を手放すという正しい使い方です。2は人(従業員)に対して使うのは不自然です。

少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
積み重ねが力になる👇️


🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)

\無料で試せる学習法/
【スタディサプリ ENGLISH】

🤔 dispose との違いは?

  • divest:主に資産や権利などを計画的・公式に手放す、という堅い印象があります。
  • dispose:不要なものや邪魔なものを処分する、という意味合いが強く、日常的な場面でも使われます。

divestはビジネスや公式な場面で資産や権利を手放す場合に使われ、disposeは不要なものを処分するなど、より広く日常的な場面で使われます。


🧩 あわせて覚えたい


📖 できればこれも