【dispersion】の意味・使い方・例文 ― distributionとの違い【TOEIC英単語】
🔰 dispersionの発音と意味
[名詞] 拡散(不可算)
[名詞] 分散(不可算)
何かが広がったり、ばらばらに分かれたりする現象や状態を表します。特に科学や統計の分野で、粒子やデータなどが一箇所に集まらずに広がっていることを指して使われます。
この単語はラテン語の“dispersio”(散らすこと)に由来し、接頭辞“dis-”(離れて)と語幹“spargere”(散らす)が組み合わさっています。英語では“dispersion”として、物や情報が広がることを表す名詞になりました。
✏️ dispersionの例文
【日常英会話】
The dispersion of seeds helps plants grow in new places.
種子の拡散は植物が新しい場所で育つのを助けます。
Light shows dispersion when it passes through a prism.
光はプリズムを通るときに分散を示します。
【ビジネス英語】
The dispersion of pollutants in the atmosphere was carefully analyzed by the research team to assess environmental impact.
大気中の汚染物質の分散は、環境への影響を評価するために研究チームによって慎重に分析されました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文や科学・技術系の記事で見かけることが多い単語です。専門的な内容の理解に役立ちます。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The dispersion of chairs in the room made it hard to walk.
- The dispersion of chemicals in water was observed under a microscope.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:2は液体中の化学物質の分散という本来の意味で使われています。1は椅子の配置には通常dispersionは使いません。
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🤔 distribution との違いは?
- dispersion:広がりやばらつきの状態を客観的に表します。
- distribution:全体の分布や配置を示し、必ずしも広がりやばらつきのニュアンスは強くありません。
dispersionは広がりやばらつきそのものに焦点を当てますが、distributionは全体の配置や分け方に重点があります。