【disclaim】の意味・使い方・例文 ― denyとの違い【TOEIC英単語】


🔰 disclaimの発音と意味

[動詞] 否認する
[動詞] 放棄する

自分が何かを持っている、関係している、責任があるとされることを公式に否定したり、権利や主張を放棄したりする際に使います。特に法的な文脈でよく用いられます。

ラテン語の “dis-"(離れて)と “clamare”(叫ぶ)が語源です。接頭辞 “dis-” は否定や分離を表し、“claim”(主張する)と組み合わさって「主張から離れる」という意味合いになりました。


✏️ disclaimの例文

【日常英会話】
He disclaimed any responsibility for the mistake.
 彼はその間違いについて一切の責任を否認しました。

She disclaimed ownership of the lost bag.
 彼女はその紛失したバッグの所有権を放棄しました。

【ビジネス英語】
The company disclaimed all liability for damages caused by improper use of the product in the user manual.
 その会社は取扱説明書で、製品の不適切な使用による損害について一切の責任を否認しました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文や契約書、注意事項などで法的責任や権利放棄を表す表現として出題されることがあります。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The company disclaimed responsibility for the accident in the official statement.
  2. The company disclaimed to fix the broken machine in the official statement.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は責任を否認するという意味で正しい使い方です。2は「修理することを否認する」という意味になり、不自然です。

少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
できたら応用も試そう👇️


🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)

\やれば変わる英語力/
【スタディサプリ ENGLISH】

🤔 deny との違いは?

  • disclaim:公式な場面で自分の関与や責任、権利を明確に否定したり放棄したりする堅い印象があります。
  • deny:事実や主張を否定する意味が強く、感情的なニュアンスや法的な意味合いは薄いです。

disclaimは法的・公式な場面で責任や権利を放棄・否認する際に使われますが、denyは単に事実や主張を否定する場合に使われます。


🧩 あわせて覚えたい


📖 できればこれも