【discern】の意味・使い方・例文 ― detectとの違い【TOEIC英単語】


🔰 discernの発音と意味

[動詞] 見分ける
[動詞] 識別する

discernは、物事や状況、違いなどを注意深く観察して見分けたり、識別したりすることを表します。特に、はっきりと分かりにくいものや微妙な違いを理解する場合によく使われます。日常会話よりもややフォーマルな場面で使われることが多いです。

discernはラテン語の"discernere"(分ける、区別する)に由来し、dis-(離れて)とcernere(分ける、ふるい分ける)が組み合わさっています。英語では15世紀ごろから使われており、主に知覚や判断に関する文脈で用いられます。


✏️ discernの例文

【日常英会話】
She could discern the difference between the two paintings.
 彼女は2つの絵の違いを見分けることができました。

It is hard to discern his true feelings.
 彼の本当の気持ちを見分けるのは難しいです。

【ビジネス英語】
In business negotiations, it is important to discern the underlying intentions of the other party before making a decision.
 ビジネス交渉では、決断を下す前に相手の真意を見抜くことが重要です。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネス文書で、細かな違いや意図を読み取る文脈で出題されることがあります。ややフォーマルな語なので、文章中での理解が求められます。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. She was able to discern the subtle changes in his voice.
  2. She was able to discern to the subtle changes in his voice.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は正しい使い方です。2はdiscernの後にtoが不要なので誤りです。

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理解の熱を保とう👇️


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🤔 detect との違いは?

  • discern:注意深く観察して違いを見抜く、識別するという慎重さや知的な印象があります。
  • detect:detectは何かを発見する、存在に気づくという意味が強く、感覚的・機械的な印象があります。

discernは違いや本質を見抜く知的な行為に使われ、detectは存在や変化を感覚的に発見する場合に使われます。


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