【diluent】の意味・使い方・例文 ― solventとの違い【TOEIC英単語】
🔰 diluentの発音と意味
[名詞] 希釈剤(可算)
液体や溶液の濃度を下げるために加える物質を指します。主に化学や医療の分野で使われ、溶液を薄める目的で使用されます。
ラテン語の“diluere”(薄める)が語源で、接頭辞“di-”(分離)と語幹“luere”(洗う、流す)から成り立っています。英語では“dilute”に由来し、“-ent”は名詞を作る接尾辞です。
✏️ diluentの例文
【日常英会話】
Add the diluent to the solution.
その溶液に希釈剤を加えてください。
The nurse prepared a diluent for the injection.
看護師は注射用の希釈剤を用意しました。
【ビジネス英語】
In laboratory procedures, a proper diluent must be selected to ensure accurate test results and avoid unwanted reactions.
実験手順では、正確な検査結果と不要な反応を避けるために適切な希釈剤を選ぶ必要があります。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文や説明文で、医療や科学分野の話題に登場することがあります。一般的なビジネス英語ではあまり見かけません。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The scientist used a diluent to reduce the concentration of the solution.
- The scientist used a diluent to increase the concentration of the solution.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は希釈剤で濃度を下げる正しい使い方です。2は濃度を上げるとあり、意味が逆なので不正解です。
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🤔 solvent との違いは?
- diluent:専門的な場面で使われる、濃度を下げるための物質というニュアンスです。
- solvent:溶媒全般を指し、溶質を溶かす役割が強調されるニュアンスです。
diluentは希釈のために加える物質で、溶液を薄める目的が明確です。solventは溶質を溶かす主成分で、必ずしも希釈目的ではありません。
🧩 あわせて覚えたい
📖 できればこれも
- concentration(濃度)
- mixture(混合物)