【dilemma】の意味・使い方・例文 ― quandaryとの違い【TOEIC英単語】
🔰 dilemmaの発音と意味
[名詞] 板挟みの状況(可算)
二つ以上の選択肢の間でどちらを選んでも問題があるような、難しい決断を迫られる状況を指します。ビジネスや日常生活で、どちらを選んでも簡単には解決できない問題に直面したときによく使われます。
この単語はギリシャ語の“di-”(二つ)と“lemma”(命題、前提)が組み合わさった言葉が語源です。英語には16世紀ごろに入り、もともとは論理学用語として使われていました。
✏️ dilemmaの例文
【日常英会話】
I am in a dilemma about which club to join.
どのクラブに入るかで悩んでいます。
She faced a dilemma when choosing her career.
彼女は進路を選ぶときに板挟みの状況に直面しました。
【ビジネス英語】
The management team encountered a dilemma between cutting costs and maintaining employee satisfaction during the restructuring process.
経営陣は再編の過程でコスト削減と従業員満足の維持の間で板挟みの状況に直面しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★☆☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やビジネスシーンの会話文で、意思決定や問題解決に関する文脈で出題されることが多いです。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- She was in a dilemma about whether to accept the job offer or stay at her current company.
- She was in a dilemma to finish her homework quickly.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は二つの選択肢で悩む状況を表しており正しいです。2は単に宿題を早く終わらせることに悩んでいるだけで、dilemmaの意味には合いません。
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🤔 quandary との違いは?
- dilemma:どちらを選んでも困るような、難しい選択を迫られる状況を表します。
- quandary:どうしたらよいか分からず、迷っている状態を表しますが、必ずしも二者択一ではなく、漠然とした迷いのニュアンスが強いです。
dilemmaは明確に二つ以上の選択肢の間で板挟みになる状況を指しますが、quandaryは選択肢がはっきりしていなくても、どうすべきか分からず迷う状態を表します。
🧩 あわせて覚えたい
- predicament(苦境)
- conflict(対立)
📖 できればこれも
- compromise(妥協)
- priority(優先順位)