【digression】の意味・使い方・例文 ― deviationとの違い【TOEIC英単語】
🔰 digressionの発音と意味
[名詞] 脱線(可算)
[名詞] 本筋から外れること(不可算)
話や文章が本来の主題から一時的に外れて、関係のない内容に移ることを指します。会議やプレゼンなどで話が横道にそれる場合によく使われます。
この語はラテン語の“digressio”(離れること)に由来し、接頭辞“di-”(離れて)と“gradi”(歩く)が組み合わさっています。英語では16世紀ごろから使われています。
✏️ digressionの例文
【日常英会話】
Sorry for the digression, let’s get back to the topic.
話がそれてしまいすみません、本題に戻りましょう。
His digression made the meeting longer.
彼の脱線で会議が長引きました。
【ビジネス英語】
During the presentation, her digression about personal experiences confused some of the audience members.
プレゼン中に彼女が個人的な経験について脱線したことで、聴衆の一部が混乱しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や説明文で、話の流れや主題の変化を示す語として出題されることがあります。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The digression helped everyone understand the main point better.
- The digression caused the discussion to move away from the main topic.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:2は話が本題から外れるという意味で正しいです。1はdigressionが主題理解を助けると述べており、意味が合いません。
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🤔 deviation との違いは?
- digression:本筋から一時的に外れる、やや堅い印象があります。
- deviation:本来の進路や基準から逸脱する、幅広い場面で使われます。
digressionは話や文章の流れが本題から外れることを指し、主に会話や文章の構成に使われます。deviationは基準やルールからの逸脱全般に使われ、話題以外にも適用範囲が広いです。
🧩 あわせて覚えたい
📖 できればこれも
- distraction(気を散らすもの)
- interruption(中断)