【diffraction】の意味・使い方・例文 ― refractionとの違い【TOEIC英単語】
🔰 diffractionの発音と意味
[名詞] 回折(不可算)
光や音などの波が障害物や隙間を通過するときに、波が曲がったり広がったりする現象を指します。物理や科学の分野でよく使われます。
この単語はラテン語の “diffringere”(壊す、分ける)に由来し、接頭辞 “dif-"(分離)と語幹 “frangere”(壊す)が組み合わさっています。英語では17世紀ごろから物理用語として使われ始めました。
✏️ diffractionの例文
【日常英会話】
We learned about diffraction in science class.
私たちは理科の授業で回折について学びました。
Diffraction makes light bend around corners.
回折によって光は角を曲がって進みます。
【ビジネス英語】
The diffraction of X-rays by crystals allows scientists to determine the structure of complex molecules.
結晶によるX線の回折によって、科学者たちは複雑な分子の構造を決定することができます。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の科学や技術に関する長文で見かけることがありますが、日常的なビジネス英語ではあまり登場しません。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- Diffraction happens when light passes straight through a clear window.
- Diffraction occurs when light bends around the edge of an object.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:1は光がまっすぐ通過するだけなので回折ではありません。2は障害物の端で光が曲がる現象を正しく説明しています。
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🤔 refraction との違いは?
- diffraction:物理現象として波が障害物や隙間を通るときに広がることを表します。
- refraction:異なる媒質を通るときに波が進行方向を変える現象を指します。
diffractionは波が障害物や隙間で広がる現象、refractionは波が異なる媒質に入るときに進行方向が変わる現象を指します。どちらも波の性質ですが、起こる場面が異なります。
🧩 あわせて覚えたい
- interference(干渉)
- scattering(散乱)
📖 できればこれも
- reflection(反射)
- absorption(吸収)