【dictatorial】の意味・使い方・例文 ― authoritativeとの違い【TOEIC英単語】
🔰 dictatorialの発音と意味
[形容詞] 独裁的な
他人の意見を無視して自分の意志を押し付けるような、強権的で支配的な態度や性格を表します。特に組織や集団の中で一方的に命令するような場面で使われます。
この語はラテン語の“dictator”(独裁者)に由来し、接尾辞“-ial”が付いて形容詞化されています。語幹の“dict-”は「言う、命じる」という意味を持ちます。
✏️ dictatorialの例文
【日常英会話】
His dictatorial attitude made everyone uncomfortable.
彼の独裁的な態度はみんなを不快にさせました。
She spoke in a dictatorial tone during the meeting.
彼女は会議中に独裁的な口調で話しました。
【ビジネス英語】
The manager’s dictatorial approach discouraged team members from sharing their ideas openly.
そのマネージャーの独裁的なやり方は、チームメンバーが自由に意見を言うのをためらわせました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やビジネス関連の記事で、リーダーシップや組織運営の文脈で見かけることがあります。否定的な評価や批判の文脈で使われやすい語です。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The CEO was praised for his dictatorial leadership style.
- The employees complained about their boss’s dictatorial behavior.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:1は独裁的なリーダーシップが称賛されるのは不自然です。2は独裁的な態度に対して不満を述べており、語義に合っています。
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🤔 authoritative との違いは?
- dictatorial:強引で他人の意見を受け入れず、自分の命令を押し付ける印象です。
- authoritative:権威があり信頼されているが、必ずしも強圧的ではなく、指導力や専門性を感じさせます。
dictatorialは相手の自由を奪うような強圧的な態度を指し、否定的な印象が強いです。一方、authoritativeは信頼や権威に基づく指導力を表し、必ずしも否定的ではありません。
🧩 あわせて覚えたい
- tyrannical(暴君的な)
- oppressive(圧制的な)
📖 できればこれも
- domineering(支配的な)
- autocratic(独裁的な)