【denomination】の意味・使い方・例文 ― sectとの違い【TOEIC英単語】
🔰 denominationの発音と意味
[名詞] 宗派（可算）
[名詞] 額面（可算）
[名詞] 名称（可算）
宗教の流派や団体、または貨幣や切手などの額面、さらに名称や呼称を表す言葉です。文脈によって宗教、金融、一般的な分類など幅広く使われます。
この語はラテン語の “denominatio”（命名、呼称）に由来し、接頭辞 “de-"（〜から）と “nominare”（名付ける）から成り立っています。英語では16世紀ごろから宗教や貨幣の分野で使われるようになりました。
✏️ denominationの例文
【日常英会話】
What is the denomination of this coin?
このコインの額面はいくらですか？
She belongs to a different denomination.
彼女は別の宗派に属しています。
【ビジネス英語】
The contract specifies the denomination of each payment to avoid confusion in international transactions.
契約書は国際取引での混乱を避けるため、各支払いの額面を明記しています。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度：★★★★☆
- 出題パート：Part7（文書問題）
Part7の長文読解やビジネス文書で、宗教団体や貨幣の額面に関する記述で見かけることが多いです。文脈によって意味が異なるため注意が必要です。
❓ クイズに挑戦！
自然な使い方はどっち？
- The denomination of the bill is written in the corner.
- The denomination of the bill is singing loudly.
✅ クイズの答えと解説
- 正解：1
- 解説：1は額面の意味で正しい使い方です。2は「宗派」や「額面」が「歌う」という意味にならず不自然です。
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🤔 sect との違いは？
- denomination：分類や額面、宗教団体などを中立的に表現します。
- sect：特定の宗教内の分派や流派を指し、宗教的なまとまりや思想の違いを強調します。
denominationは宗教団体や貨幣の額面など広い分類を指し、sectは主に宗教内の分派や小集団を強調します。denominationの方が客観的・中立的な響きがあります。
🧩 あわせて覚えたい
📖 できればこれも
- nomination（指名）
- classification（分類）