【delusion】の意味・使い方・例文 ― illusionとの違い【TOEIC英単語】


🔰 delusionの発音と意味

[名詞] 誤った信念(可算)
[名詞] 妄想(可算)

現実とは異なることを強く信じ込んでしまう状態や考えを指します。特に根拠がないのに自分だけが正しいと信じている場合や、精神医学の分野で使われることが多いです。

この単語はラテン語の “deludere”(欺く、だます)に由来し、接頭辞 “de-"(離れて)と語幹 “ludere”(遊ぶ、だます)から成り立っています。英語では16世紀ごろから使われています。


✏️ delusionの例文

【日常英会話】
He lives under the delusion that he is famous.
 彼は自分が有名だという妄想の中で生きています。

It was just a delusion, not reality.
 それはただの妄想で、現実ではありませんでした。

【ビジネス英語】
The patient’s persistent delusion made it difficult for the medical team to provide effective treatment.
 患者の持続的な妄想のため、医療チームは効果的な治療を行うのが難しかったです。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や医療・心理に関する記事で見かけることが多いです。日常会話ではあまり登場しませんが、専門的な内容で頻出します。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. She suffered from a delusion that everyone was watching her.
  2. She suffered from a delusion to everyone was watching her.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は正しい使い方です。2は前置詞の使い方が誤っています。

少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
次もスッと解こう👇️


🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)

\選ばれている学び方/
【スタディサプリ ENGLISH】

🤔 illusion との違いは?

  • delusion:現実と異なることを強く信じ込んでしまう、否定的な印象があります。
  • illusion:現実には存在しないものが見えたり感じたりする、感覚的な誤認のニュアンスがあります。

delusionは根拠のない強い思い込みや妄想を指し、主に心の中の誤った信念に使います。illusionは目の錯覚や感覚的な誤認に使われ、現実の見え方が違う場合に用いられます。


🧩 あわせて覚えたい


📖 できればこれも