【defection】の意味・使い方・例文 ― betrayalとの違い【TOEIC英単語】
🔰 defectionの発音と意味
[名詞] 離反(不可算)
[名詞] 脱党(不可算)
組織や集団、国などから離れて他の側に移ることや、忠誠を捨てて離脱することを表します。特に政治やビジネスの場面で、メンバーが離反する場合によく使われます。
この単語はラテン語の“defectio”(離脱、欠如)に由来し、“de-”(離れて)と“facere”(作る、行う)が組み合わさっています。英語では“defect”に名詞化の接尾辞“-ion”が付いてできています。
✏️ defectionの例文
【日常英会話】
His defection surprised everyone in the team.
彼の離反はチームのみんなを驚かせました。
The company suffered after the defection of its top engineer.
その会社はトップエンジニアの離脱後、苦しみました。
【ビジネス英語】
The sudden defection of a key executive forced the company to reconsider its business strategy immediately.
重要な幹部の突然の離反により、会社はすぐに経営戦略を見直さざるを得ませんでした。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やビジネス関連の記事で、組織の離反や人材流出を説明する際に見かけることが多いです。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- He received a promotion after his defection to the rival company.
- The manager was shocked by the defection of several team members.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:1は離反した後に昇進するという文脈が不自然です。2は複数のメンバーが離反したことにマネージャーが驚いたという意味で適切です。
少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
頭が冴えてるうちに👇️
🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)
🤔 betrayal との違いは?
- defection:組織や集団から離れて他の側につく、裏切りに近い否定的な印象があります。
- betrayal:信頼や約束を破る行為そのものに焦点があり、個人の裏切りや行動の悪意が強調されます。
defectionは集団や組織から離脱する行為自体に重点があり、betrayalは信頼や約束を破る裏切りの感情や行為に重点があります。defectionは政治やビジネスなど集団的な場面で使われやすいです。
🧩 あわせて覚えたい
📖 できればこれも
- resignation(辞職)
- transfer(転任)