【decedent】の意味・使い方・例文 ― testatorとの違い【TOEIC英単語】


🔰 decedentの発音と意味

[名詞] 被相続人(可算)

死亡した人を指し、特に遺産相続や法律上の手続きで使われます。遺産を残して亡くなった人を表す非常にフォーマルな表現です。

decedentはラテン語の“decedere”(去る、死ぬ)に由来し、接頭辞“de-”(離れる)と“cedere”(行く)が組み合わさっています。英語では法律用語として19世紀ごろから使われています。


✏️ decedentの例文

【日常英会話】
The decedent left a will.
 被相続人は遺言を残しました。

The lawyer explained the decedent’s estate.
 弁護士は被相続人の遺産について説明しました。

【ビジネス英語】
In the probate process, the court determines how the decedent’s assets will be distributed among the heirs.
 遺産管理手続きでは、裁判所が被相続人の資産を相続人にどのように分配するかを決定します。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★★
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文や法務関連の文書でまれに登場します。一般的な会話やビジネスメールではほとんど見かけません。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The decedent writes a letter to his friend every week.
  2. The decedent’s property was divided among his children.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:2
  • 解説:1は死亡した人が毎週手紙を書くという意味になり不適切です。2は亡くなった人の財産が分配されたという意味で正しいです。

少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
頭が冴えてるうちに👇️


🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)


🤔 testator との違いは?

  • decedent:法律文書や遺産相続の場面で使われる非常に形式的な表現です。
  • testator:遺言書を作成した人を指し、死亡しているかどうかは問いません。

decedentは死亡した人そのものを指しますが、testatorは遺言書を作成した人を指し、生存中でも使われます。


🧩 あわせて覚えたい


📖 できればこれも